塊展3日目!土曜日です!

今日は土曜日、本日は97名もの方にお越しいただきました!すごい!!

 

里先生に紹介していただき、来場してくださった在学生の皆さんが大勢お越しくださいました。

 

受付は、山野さん・田中さん・安田さん・中倉さん・高貝くん・岩野さんでした。ご苦労様でした。

 

さて、今日は岩野さんと高貝くんに話をお聞きしました。

 

金属工芸卒の岩野さん。岩野さんは毎年東京からこの塊展のために期間中ずっと大阪に滞在されており、受付お手伝い等進んでしていただいてます。

そんな岩野さんの作品「PAO」

PAOとはモンゴルのテント状の住居のこと。

モンゴルの草原をイメージして制作されたガラス作品です。

 

このガラスは吹きガラスの手法ではなく、「パート・ド・ベール」と呼ばれる手法で作られています。

 

「パート・ド・ベール」とは、まず粘土で原型を作り、耐火石膏でその型を作り、そこに色のついた粒上のガラス片を詰めて、炉で焼きあげる。

陶芸のように、焼きあがるまで、色の仕上がりがわからないのだそうです。

金属とはまた違った楽しみがあるとお話ししてくれました。

 

続いては、高ちゃんこと、デザイン学科卒予定の高貝くんです。

高ちゃんも大阪ではなく、愛知からこの塊展のために大阪に来て受付を手伝ってくれました。

 

その高貝くんの絵画&立体作品「transformation01」

 

気になった方も多いのではないでしょうか??

 

パネルに描かれた鹿の絵から角が突き出ています。

細密に描かれた鹿の頭部は徐々にドットになりピクセル化され、縦縞のバーコードへと変わっていきます。

3次元としての存在が、「0」と「1」の情報として分解されていく現代のデジタル化を表現しているそうです。

 

本が電子書籍になっていくように、すべてが情報化されてしまうのではないかという、漠然とした不安や味気なさを表現し制作したと話してくれました。

 

すごい!!

「これは鹿が変身してってるのか?」という安易な私のイメージが恥ずかしいです。

 

 

 

では、本日のアンケートの回答です。

【印象に残った作品】

・水鳥あひる (ちゃんの作品)…タッチが大好きで象の優しい瞳がすてきです。

・ヨセミテ

・里博文 (先生の写真作品)

・FUP-2…花を生けてみたいなと思いました。

・ぬか漬け・・・いつもニヤッとさせてくれます。

・nostalgia 郷愁

・虹の街の住人A

・郷土礼賛

・天と地の間の村

・starting over

・(no title)Dommiyさんの作品

・transformation01…鹿の角に目をひかれました。細かな描写もよかったです。

・森の黙(しじま)

・それぞれの想い

・amabile

・光彩

・猫は歩く

・海景屹立

・幻影

・裸婦

・れいてつ

・構成する皮膚

・underwater1

・でいだら

・深くのぞく

 

【展覧会全体の感想、ご意見】

・私も写真を学んでいますが、他の作品も見れて勉強になりました。

・いろんなものがあって楽しい。さすが芸大生。

・素敵な空間でとてもみやすいです。

・唐突のアンケート。

・バラエティーに富んでいて素晴らしいです。絵画の充電させていただきました。

・いい意味でおとなしくまとまっている。

・作品の展示の順番がよく、いい流れで見ていくことができました。ゆったりとしていてよかったです。

・一人ひとりの伝えたい気持ちや感じたことが、こんなにも様々に形を表すのだなと感じました。

 

 

などなど、たくさんのアンケートの回答をいただきました。

では明日は日曜日です!土曜日以上のお客さんが見に来てくれるのではないかと思いますので、受付のみなさんがんばってくださいね!

明日のブログは三瀬さん(油彩卒)と高ちゃん(デザイン卒予定)にお願いしてます☆

 

 

渡邉加奈